安全が重要。運用の仕方!

金属加工の現場で重要な酸洗い

金属加工を行う過程で酸洗いは欠かせないプロセスです。金属同士を溶接により接合するときにはその周辺にサビが生じてしまう場合も多く、それを美しい表面にするためには酸洗いをしなければなりません。この際に使用される酸として典型的なのが塩酸や硫酸であり、揮発性がある酸である塩酸が特によく用いられています。しかし、揮発性があるということは周囲に塩化水素が発生していて周囲にあるものに触れる環境ができてしまっているのです。酸にはサビを溶かす力があるものの、金属を腐食する性質も持っています。そのため、酸洗いをする空間に腐食しやすい金属類があるとだんだんと腐食されて使い物にならなくなってしまうという問題が発生するのです。

錆びない金属での環境作り

酸洗いをする現場を安全に運用できるようにするためには周囲にあるものは酸に強いものにしなければなりません。プラスチックやセラミックのように金属以外の素材を用いるのは有効な方法ですが、強度などが問題になってしまうことはよくあります。電子機器であれば金属を用いる必要があるのも確かであり、安全に使用できる素材のみを使用したものを利用することが肝心です。貴金属を使用することで腐食を防ぐことはできますがコスト的には難しくなります。合理的なのは貴金属でメッキをした素材を使用する方法ですが、傷がつくとそこから腐食が始まることは留意しなければなりません。定期的に検査を行って安全な状態が維持されていることを確認するのが必要です。

金属表面処理とは金属の表面に皮膜や表層を作る技術のことです。その表面は母材である金属とは異なった素材であり、金属を錆びにくくしたり、美しく見せたりします。